食を通じて、日本と湖北省の「心」をつなぐ
珞珈壹号とは文化・交流の拠点
珞珈壹号は、湖北省の現地の味を、日本にいながら心行くまで味わうことができる湖北省料理のお店です。そして、飲食店であると同時に、湖北省の文化・経済・国際交流の拠点としての役割も担っています。
その昔、日本にいる湖北省が故郷の人をはじめ、湖北省で仕事をしたことがあったり、取引がある人等、湖北省とゆかりのある人同士で、私(=徐代表)のお店で忘年会や講演会などをしていました。その中で、故郷の味である湖北省の料理を作って欲しい!と熱望され、有志で協力してくれたメンバーと共に、お店を開店。以降、仲間が集まる拠り所になるのはもちろん、お店ではイベントや講演会なども実施し、日本のかたに湖北省の文化を知っていただく交流の拠点として活動しています。記憶に新しいところでは、「ぐるナイ」という料理の値段を当てる番組で当店をご利用いただき、大きな反響がありました。
このような珞珈壹号を通じた文化・経済の交流活動は「社団法人日本湖北総商会」という、私が会長を務めるコミュニティ―に支えられています。このコミュニティ―では、コロナ禍初期には、武漢に物資を支援したり、東京で感染者が増えてきた折りにはマスクを寄付したりするなど、たびたび日本のメディアにも取り上げていただき、認知もされてきました。この仲間たちが自分たちが集まる場、そして湖北省を知っていただき、文化を交流していく拠点として活用していきたいという想いから、「日本湖北総商会株式会社」を有志によって立ち上げ、珞珈壹号を設立しました。
湖北省の歴史が薫る、お料理をご用意しています。
珞珈壹号での人気商品に、「角煮」があります。この食べ方は、湖北省の蘇東坡(そとうば)が都落ちした際に、地元の人に豚の美味しい食べ方を詩で伝えたものが由来です。珞珈壹号の角煮レシピは、その蘇東坡のレシピを再現してお愉しみ頂けます。
ほかにも、楚の国の屈原(くつげん)という、中国・戦国時代の有名な詩人に由来し、ドラゴンボードの試合にも結ばれる、本場の「ちまき」もご用意。これは日本の皆さまにも、元祖ちまきとして、取引先様へ贈り物としてご利用いただき、コロナ禍でも8000個も売れた人気料理です。
湖北省は、レッドクリフという映画にもなった赤壁や、諸葛孔明の生まれ故郷であり、劉備や曹操などで知られる「三国志」の戦いの遺跡も多数ある場所。秦の始皇帝の時代には、楚の国があった場所。
歴史上知らない人がいないくらいの歴史薫る湖北省を、珞珈壹号の料理を通じてぜひ味わいにいらしてください。